子宮体がんとはどんな病気?初期症状や治療法は?


子宮体がんと子宮頸がんの違い

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子宮がんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」の2種類があります

 

「子宮頸がん」とは子宮の入り口付近、赤ちゃんが生まれる時に通る産道にできるがんなのに対し、

「子宮体がん」とは赤ちゃんを育てる子宮の内側、子宮内膜の細胞ががんになるものです。

 

以前は子宮がんといえば「子宮頸がん」が圧倒的に多く、子宮がんの90%以上を占めていたのですが、食生活の欧米化に伴い「子宮体がん」が増え、今では子宮がんの50%を「子宮体がん」が占めています。

 

この2つのがんは原因が異なるため、大きなくくりは「子宮がん」ではありますが、全く別のがんとして扱います。

 

子宮体がんが発症する原因とは

 

子宮体がんの主な原因は、ホルモンバランスの変化です。

卵巣から分泌されるホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあり、エストロゲンが子宮内膜を厚くし、プロゲステロンが子宮内膜を剥がすことで生理がきます。

この子宮内膜が剥がれる時に、異常細胞も一緒に排泄してくれるので「がん」の発症率が抑えられます。

 

エストロゲンが長期分泌され続けたりプロゲステンが十分に分泌されないと、子宮内膜が刺激され続け子宮体がんを引き起こす原因と考えられています。

 

生理不順の場合、子宮内膜がきちんと剝がれ落ちていない可能性や、エストロゲンにより刺激が長くなるので、子宮体がんのリスクが高くなります。

 

 

子宮体がんと判断されるのは40代から増え始め、更年期障害や閉経を迎え、ホルモンバランスの崩れやすい50代〜60代が最も多くなります。

 

また、エストロゲンは脂肪細胞からも作られるので、閉経後は肥満にならないように気をつけることも子宮体がんのリスクを減らす要因になります。

 

 

子宮体がんに罹患するとどのような症状が出るのか

 

特に多い症状は出血です。

生理とは関係なく出血があったり、閉経後に少量の出血が長く続くなどの症状がある場合は、早めに産婦人科の検診を受けましょう。

それ以外では、おりものが増える、下腹部に痛みを感じる、排尿時に痛みを感じる、性交時の痛み、足のむくみなどがあげれます。

 

検診を受ける際に気をつけなくてはならないのが、一般的に子宮がん検診とは「子宮頸がん」のみの検診であることが多いため、「子宮体がん」まで見つからないことは珍しくありません。

異常を感じたら、「子宮体がん」の検査を受けるようにしましょう。

 

 

 

子宮体がんの発症リスクが高くなる傾向にある方

 

子宮体がんは、エストロゲンの刺激を長く受けるほど発症リスクが高くなると言われています。発症リスクが高いと言われる方は以下があげられます。

 

・肥満の方

・糖尿病の方

・妊娠・出産経験が無い方

・生理不順の方

・閉経の遅い方

・乳がんの治療でホルモン治療を受けている方

 

 

子宮体がんの特徴としてエストロゲンが原因の子宮体がんは進行が遅く、リンパ節転移の確率が低いのに対し、エストロゲンが直接の原因ではない場合は進行が早く、リンパ節転移の確率も高くなると言われています。

 

 

 

子宮体がんの治療法、手術や抗がん剤について

 

他のがんと同様に子宮体がんを早期発見できれば、治療回復の確率が非常に高くなります。

 

子宮体がんは化学療法や放射線療法の効果が乏しいため、子宮と卵巣を摘出する手術が一般的です。手術後、再発リスクを低下させるために抗がん剤を使う「化学療法」を行うこともあります。

 

子宮を残すホルモン治療もあり、まだ若く将来子供を産みたい女性の選択肢ではありますが、すべてはがんの進行具合や主治医の判断に委ねられます。

 

 

今日からでも子宮体がん予防を始めましょう

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がんになってしまうことは色々な要因の重なりでもありますが、それでも日常生活を気をつけていれば防げることも沢山あります。

ダイエット目的の過度の食事制限によって起こる生理不順を防いだり、脂肪や糖分の多いものを食べ過ぎず肥満にならないように心がけたり、適度な運動を取り入れたりと、女性にとってとても大切な子宮を守る生活を送ることは、日常生活を見直すことで十分可能です。

 

何か体に異常を感じたら、そのうち治るだろうと自分で判断をせずに、すぐに産婦人科に診てもらうことはとても大切です。

子宮がん検診も、子宮頸がん検診だけで安心せずに子宮体がん検診があることも忘れずにいて下さい。

ついつい後回しにしがちな自分自身のことですが、常に体の変化に敏感でいることはとても大切ですね。


私が自宅で実践した方法です。
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